じいちゃんの車中泊日記2

世界遺産
世界遺産とは　人類の歴史によって生み出され過去から引き継がれた
貴重なたからものです　世界遺産にはさまざまな国や地域の文化財や
自然環境など人類の残酷な歴史を刻むものまた戦争や自然災害、環境
汚染などにより危機にさらされているものも含まれ　国際協力を通じ
た保護のもと国境を越え今日に生きる世界のすべての人びとが共有し
次の世代に受け継いでいくべきものですとなっている　　

日本の世界遺産は現在11件の文化遺産と3件の自然遺産合計14件が
登録されています



世界遺産を訪ねて




世界文化遺産
白川郷
住所: 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町

地図はこちら

白川郷（しらかわごう）は、岐阜県飛騨地方の庄川流域の呼称です
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています
五箇山（相倉地区、菅沼地区）と共に独特の景観をなす集落が評価
され、白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産
（文化遺産）に登録されました

白川郷　展望台より和田家（一番手前）を望む　　　　　　　　2011年5月4日撮影

2011年5月4日撮影

世界文化遺産
白川郷

白川郷北側の高台　眼下に合掌造りの民家が建ち並び白川郷が見渡
せる荻町城跡展望台　徒歩でも行けますがお年寄りの方などは村外
れから車で登れます　駐車場も完備されていて土産物屋さんも営業
しています



　　　　　　　

荻町城跡展望台からの世界遺産を象徴する素晴らしい眺めは圧巻
白川郷合掌集落のすべてが見渡せるビューポイントで白川郷に来
た観光客の多くが訪れる場所でもある　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　展望台へ行く途中の村落






展望台からの撮影を終え　いったん萩町付近に車を預けようと向かうも車が多く
混雑していたのでせせらぎ公園駐車場にタイラー号を止めて白川郷散策スタート



であい橋を渡って萩町に向かいます






　　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　岐阜県天然記念物　「おおた桜」　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

この桜の木は昔から塩釜桜と言って花が咲き始めると　「塩釜が咲き始めたぞ
ササゲを植えようか」と言って農作物播種の目安にしていました　昭和44年5月
に日本山林美術協会と言う「花を愛する絵描きグループ」がこの地方を訪れた時
植物画の大家として著名な太田洋愛画伯がこの桜を見て「塩釜桜は宮城県仙台
の塩釜神社の境内にある天然記念物に指定されているがこの桜はそれとは事な
っている様だ」といって細かに写生され一枝持って帰られ　植物友の会理事鈴木
重隆先生　農林省浅川林業試験場長小林義雄先生　桜の権威者大井次三郎先
生に見て戴いたがどの先生も塩釜桜と異なっているヒヨドリ桜によく似ているが花
弁の数が多い事（90枚以上）メシベの数が多い事（15本から20本）等は誠に珍
しい　これは新種だと確認されて大井次三郎先生よりオオタザクラ（ブルースラン
ネシアナクルテイバル）と命名されました
昭和45年12月15日白川村天然記念物に指定され昭和47年7月12日岐阜県
天然記念物に指定され今日に至っています　　　　　　　　白川村教育委員会立看板より






白川郷をグルリトまわって駐車場に来たら　すごい数のバイクの集団が来ていた　






菅沼合掌造り集落
庄川右岸にこぢんまりとある合掌造り集落

相倉合掌集落や岐阜の白川郷と共にユネスコの世界遺産として登録された
菅沼集落 集落内には9戸の合掌造りが現存し、五箇山のいにしえの暮らし
などを紹介した資料館が2軒ある。
白川郷・五箇山の合掌造り文化遺産岐阜県・富山県日本の懐かしい風景が
荻町集落と菅沼合掌造り集落に見られる






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回の世界遺産を訪ねて白川郷・菅沼合掌造り集落を訪れたのは
桜前線を追いかけて荘川桜を写しに（蕾であったため満開の桜は
来シーズンに持ち越し？・・・）来たついでに立ち寄ってみた