経蔵寺の枝垂れ桜 16
咲き誇る一本桜が語る伝統文化の宝庫 南信州の一本桜の里をウォッチ
南信州 飯田は全国有数の一本桜のメッカ
南信州飯田 下伊那地域に樹齢300年以上の老桜や樹形の
美しい一本桜が数多く残されていて全国でも珍しい名桜の
宝庫になっている
一本桜が多いのは江戸時代の初代飯田藩主脇坂安元や
2代安正が桜の植樹を進めた事によるといわれている
多くの桜が樹齢400年前後なのはこのためだ
(これから紹介する南信州一本桜のコメントなどは南信州飯田観光ガイドから引用しております)
経蔵寺の枝垂れ桜
経蔵寺山門
飯田市指定文化財(建造物) 経蔵寺山門
この門は飯田城桜丸の門として建立され 宝暦年間に現在の赤門が建てられる
にあたり家老安富氏の屋敷に移築されました その後、二転三転し経蔵寺の門と
なった由来を持つ飯田城遺構の門です
この門の様式は薬医門で 本柱と頭貫(かしらぬき)は太くがっしりした見事なもの
です 板かえる股は大きく一見に値します 懸魚は中央に一つ下げられている
拝懸魚(おがみげぎょ)で 上部には六弁花の彫刻が、両側にはのびやかな鰭
(ひれ)が付飾されています 板唐戸には細長く直線的な八双金具と比較的丸みが
乏しく隆起の少ない古色を帯びた乳金具が打たれています 桃山時代の遺構を持つ
貴重な建造物で 昭和二十四年五月に国の重要美術品に認定されています
(経蔵寺山門脇の案内板から)
経蔵寺の枝垂れ桜
飯田市上郷
経蔵寺の枝垂れ桜
樹齢300年のエドヒガン 山門の両側に
エドヒガンやシダレザクラが植えられている
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