中国 四川省 世界自然遺産
⑩ 九塞溝(きゅうさいこう) 黄龍(こうりゅう)を訪ねて
2003年9月九黄空港開港のため、今は成都、重慶から九塞溝への直行便が飛んでいます
成都からは片道約40分間、重慶からは1時間ぐらいです
九黄空港から九寨溝 黄龍ヘはバス タクシーの利用となります
九黄空港から九寨溝までチャーターバスで約 1時間15分
九黄空港から黄龍まではチャーターバスで約 2時間00分
黄龍
黄龍は阿覇チベット族、チャン族自治州・松藩県に位置する
成都~都江堰~茂県~松藩~黄龍のルートで行 くと距離は約380キロ、
所要時間約10時間 成都~綿陽~平武~黄龍のルートで行くと、
距離は約570キロ 所要 時間約12時間です 九寨溝・黄龍空港から
約56キロ 1時間半ぐらいで行ける
9月19日
中国九塞溝 黄龍旅行4日目 午後の2
黄龍
黄龍は中国四川省パンダの故郷岷山山脈ににある秘境
四川省の東北部に位置する黄龍景勝区は 玉翠峯の山麓の湖沼群
石灰岩の層が地面の傾斜にそって棚田のように連なり 湖沼群を
形成し 3400もの湖沼が連なって 美しい水が作り出す幻想的な
世界を作り出している
五採池群
ロープウエー終点から木道を歩いて約1時間20分 今までに見たことのない
素晴らしい絶景が目の前に広がってくる
この五採池群の手前400メートルほどの間が階段の昇りとなっているので
歩きなれていない方には 標高3560mと空気も薄いのでつらいところでもある
此処まで来たからにはゆっくりのペースでもいいので此処だけはどうしても
頑張って登ってい行ってほしいところだ
コバルトブルー ブルーグリーン エメラルドと見る角度で違うのだろうか?
青空の反射なのだろうか? こんなに神秘的な世界が目の前に繰り広げ
られているのです
少なくともわたしの62年間の人生の中でこれほど素晴らしい景色はなかった
またこれからもこれらを超える所はないのでは無いだろうか
むしろこの九塞溝(きゅうさいこう) 黄龍(こうりゅう)でさえもこれだけの
観光客が入ってくると 少なくとも少しずつではあるが自然破壊につながって
行っているのだろう いつまでこの神秘の世界が維持できるのか今後の
課題になってくるだろう
九塞溝(きゅうさいこう) 黄龍(こうりゅう)を流れているこの綺麗な水も
足や 手 指を入れ水に触れることも禁止されている(現地添乗員談)
らしく見つかったら罰金の請求をされるとか ”
が”どこまで徹底されている
かわからない!?・・・
現に2回ほどこのルールを破って せせらぎに手を入れている姿を見た
何キロ 何十キロにも及ぶ公園なの監視は不可能だろうし入園者の
モラルに頼るしかないだろう!?・・・・
五採池の素晴らしい 風景は忘れられないもになった
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五採池を後に 上りはロープウエーで来たが下りは素晴らしい風景を
堪能しながら約4キロにも続き 8ヶ所の段階に分かれて およそ3400
個もの池が連なっている それらを目に(レンズ)に焼きつけながら降りて行きます
通路はすべて 万里の頂上のように幅2メートルほどの立派な
木道が整備されている さすが中国
下りの途中にあったお寺 黄龍中寺 余り利用していないのか
草がずいぶん伸びていた
黄龍観光区は第四紀の氷河侵食でできた大規模なカストル
地形で水に炭酸カルシウムの成分が多く含まれていて 水が
流れるうちに 枯れた木や枝 落ち葉や石などに溜まり 無数の
湖が形成した
同時に川底にも黄色い炭酸カルシウムが溜まって空から見ると
河全体が一匹のドラゴンが山を登っているように見えたことから
黄龍と名づけられた
落ち葉が一列に整列して並んでいるこの状態で炭酸カルシュウム
で落ち葉などが固まって小さな池が形成されて行くのだろう
このようにお風呂か洗面器ほどのごく小さな池は3400個の
池には数えてないのだろう・・・・こんな小さなものまで入れると
何万個になるのだろうか?・・・・
大きな画像で見れます
以下大きい画像でごらんいだたけます
エメラルドグリーンに輝く棚田に感動 思わずシャッターを押しまくる
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長さ1300m 幅100mの斜面で うろこの
ような凸凹の斜面の上を清流が流れ 龍の
ようにも見える
金沙鋪池
黄竜溝の中を流れ落ちてきたトラバーチンの流れが
ここで急に落ち込み、高さ10メートル、幅40メートル
のトラバーチンの壁を造っている これは今までに
発見された世界最長のトラバーチン壁である
どうすればこんな形が形成されるのでしょう とても不思議な現象です
階段になって落ちるザト大瀑布
飛瀑流輝(ひばくりゅうき)
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迎賓彩池
標高3199m エメラルドグリーンに輝く池は大小さまざまに
100数十箇所からなり 日差しの強弱によって 湖面の色も変化し
神秘さを増し 風が吹くと水面にうろこのような波紋が漂う
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此処まで素晴らしく神秘的な黄龍の景色を見てきた 高地にも関わらず
高山病の症状も全く関係なく 写真に没頭して 行くとこ行くとこで時間を
費やしてしまい グループから離れてしまいがちになる中 かなりの
急ぎ足 むしろ走って降りてきた と言っていいほどだった 上りは
ロープウェイ利用だったためできた事だろう
写真に夢中になっていたためだっただろうか?・・・・
この数日間素晴らしい神秘の世界にとっぷりとつかり あわただしい時間の
中での観光だったが 足を運べばこれでもかと言わんばかりの素晴らしい
景色が次々に目(レンズ)に飛び込んで来て最高の旅行が満喫できた
此処まで長々とお付き合いいただきありがとうございました じいちゃんの
九塞溝(きゅうさいこう) 黄龍(こうりゅう)を訪ねての旅行記の写真を皆様に
見ていただきましたがいかがでしたでしょうか
素晴らしい所です皆様もぜひ(元気なうちに)足を運んでみてください
今回の旅の終了 公園の出口で 記念撮影
大きい写真で見れません 残念
じいちゃんの中国四川省世界自然遺産 九塞溝 黄龍はこちらからご覧いただけます
九賽溝 黄龍旅行 1 1日目 名古屋→成都 移動
九塞溝 黄龍旅行 2 2日目 成都→九塞溝 移動 午後九塞溝観光
九塞溝 黄龍旅行 3 2日目 九塞溝観光 午後
九塞溝 黄龍旅行 4 2日目 九賽溝観光 午後の2
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九塞溝 黄龍旅行 6 3日目 九賽溝観光 午後
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九塞溝 黄龍旅行 11 4・5日目 黄龍→成都→上海→名古屋
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